アロエは暖かいところで育つもので、ほとんどの種類はアフリカ大陸が原産地で、その他はマダガスカル島や中近東あたりです。アロエの種類は数百種類とも、また1000種類以上ともいわれています。分類しきれていないものもたくさんあるので、これから数は増えそうです。アロエの形は様々で、20m以上にもなる大きいものもあります。ほとんどはとげがあるのが特徴ですが、とげのないアロエもあります。
アロエといえば日本ではキダチアロエで、独特な苦味が特徴ですが、アロエのなかにはまったく苦味のない種類もあります。花の咲く時期も種類によってさまざまです。たくさんのアロエのなかで薬用として使われているものは、キダチアロエ、アロエベラ、ケープアロエ、ソコトラアロエ、の4種類とも、これにアフリカーナ、シャボンアロエを加えた6種類とも言われています。といわれています。そのほかにも民間薬として使われているシャポンアロエや不夜城など最近になって有効成分を発見されたものは、50種類以上に急増しています。
薬用として使われている4種類のアロエについて、ご紹介します。
□キダチアロエ:
日本で最もよく育てられているアロエです。大抵のアロエは高温で乾燥した気候に向いていますが、キダチアロエは日本の気候にも合っていてよく見かけます。食べると強い苦味を感じます。
□アロエベラ:
寒さに弱いので、日本では沖縄か温室で育てられています。アロエベラは苦味が少ないので、食用としてよく利用されています。
□ケープアロエ:
アロエと言えば挿し木や株分けで増やせるイメージがありますが、ケープアロエはできず、種で増やします。
□ソコトラアロエ:
主産地は、東北アフリカのソマリア沖のソコトラ島です。
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